WindowsのGoogle IMEにおける日本語入力切り替えショートカットをfcitx-mozcに合わせる

WindowsのGoogle IMEにおける日本語入力切り替えショートカットをfcitx-mozcに合わせる

私はLinux,,macOS,Windowsを使っているが,全ての環境でIMの切り替えショートカットを`Ctrl+Space`としている.しかし,Windows環境ではクリーンインストールをして以来,この設定をしていなかったので,Google IMEにショートカットの設定をするついでに,備忘録としてこの記事を書いた.

Tags: windows ime japaniese google
Takafumi Asano · 2 minute read

導入

私はNixOSでfcitx-mozcを使っており,fcitxのIMスイッチはCtrl+Spaceとしてある.

環境ごとに日本語入力の切り替えショートカットが違うと余計な意識のスイッチングコストがかかるので,macOSやWindowsでもIMの切り替えショートカットは同じものに統一するようにしている.

Windows環境ではクリーンインストールをして以来,この設定をしていなかったので,設定をするついでに備忘録としてこの記事を書くことにした.

設定

  1. Google IMEを右クリックし,コンテキストメニューのPropertiesを開く1
  2. Google Japanese Input Settingsウィンドウが開くので,GeneralタブのKeymapセクションからKeymap styleCustomize...ボタンを押下する
  3. Google Japanese Input keymap editorウィンドウが開くので,ウィンドウ左下にあるプルダウンからNew Entryを選択

以下2つのエントリを追加する.

ModeKeyCommand
DirectInputCtrl SpaceActivate IME
PrecompositionCtrl SpaceDeactivate IME
  1. Google Japanese Input keymap editorウィンドウでOKボタンを押下して,ウィンドウを閉じる
  2. Google Japanese Input SettingsウィンドウでOKボタンを押下して,ウィンドウを閉じる

余談

PrecompositionというModeがどういう状態を示すのかよくわからなかったので調べた.どうやらIMEが有効な状態(直接入力ではない)で,何も入力がない状態を意味するようだ.腑に落ちた.

詳細はGoogle日本語入力のコマンドと状態遷移を解明する - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)に非常によくまとまっている.

Footnotes

  1. エラーに関する調査を日本語ですると基本的に残念な情報しか出てこない.私は英語でエラーメッセージを直接検索できるように,OSの言語設定は普段から英語にしてある